30分でわかる世界史
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ビジネスマナー、知識資本、歴史学、経営科学、高校参考書、中学参考書、その他(2020/12/1調べ)
あなたは「自分には教養がある」と自信をもって言えますか?
仕事をしていて思うのは、自分の市場価値をアップするためには「教養」が大切だということ。
「アタマいいなぁ」
「発想がすごいなぁ」
「この人、何を聞いても知ってるよな」
と、思える人は必ずと言っていいほど「教養」を身につけています。
ここ数年、ビジネスマンの必須知識として「世界史」が注目を集めています。
ネット時代をむかえ、グローバル化が加速しているからです。
ビジネスマンが世界史を学ぶ理由は3つあります。
1つ目の理由は、世界情勢などの時事問題に対する理解が深まり、会食などの場で歴史の話を織り交ぜて話すことによって、教養のある人と思われるからです。
例えば、2019年11月にローマカトリック教会のフランシスコ法王が長崎市を訪問することが報じられました。このように、ローマ教皇の言動は些細なことも含めてたびたび注目されます。その経緯や歴史を知らないと「ニュースで名前は聞いたことがあるけど、どうしてここまで注目されるのか」と思うかもしれません。しかし歴史を知っていると、ローマ教皇の権威がいかに高いかということがわかります。
2つ目の理由は、マーケティング市場の拡大や企業のグローバル化によって、さまざまな国籍や宗教観の人たちと関わる機会が増えたからです。
例えば、旅行業の近畿日本ツーリストはイスラム教徒が働きやすいよう礼拝室を用意しています。実際にイスラム教徒が多いマレーシアでは、日本で働きたいという人が多くいます。「うちは日本人しかいないから関係ない」と思うかもしれませんが、転職や取引先などで、今後こうしたグローバル企業と関わりを持つ可能性は否定できないでしょう。
3つ目の理由として、偉人の知恵や知識はビジネスにも応用できるからです。
例えば、あなたが部下から信頼されておらず、チームが機能していないとしましょう。そのような時は、中国春秋時代における「斉」の政治家である、管仲の言葉が役に立つかもしれません。彼の政治のスローガンは「与うるの取りたるを知るは、政の宝なり」でした。簡単に言えば、「先に取ることを考えてはならない。取りたいと思うのであれば、先に与えよ。これこそが政治の肝である」ということです。 もし部下から信頼してほしいと思うなら、一方的に相手に要求したり、「全然信頼されてない」と嘆く前に、自分が先に相手を信頼し、何かメリットになるようなことをしてあげること。
ビジネスパートナーに対しても、いきなり仕事をくれくれではなく、まずはこちらから何かを与える。そうすると相手から信頼され、徐々に仕事を依頼されるようになる、ということが言えるのではないでしょうか。このように、ビジネスの現場でも歴史の偉人がしていたことは参考になるので、歴史の学び直しは役に立ちます。
「でも、世界史を学び直すのって時間がかかりそうで面倒なんだよな」
大丈夫です。
まずは世界史の流れを俯瞰して理解することから始めてください。
本書はスキマ時間の30分で古代史〜現代まで、ざっくりと理解できるようにしています。一気に読んでもいいですし、各章を何回かに分けて休憩時間に読んでもらっても結構です。
「歴史の本って読んでると眠くなってしまって…」
それも大丈夫です。
できるだけ難しい言葉回しは使わないようにしているので、眠くなる前にすんなりと頭に入ってくると思います。
- 「世界史は昔勉強したけど、忘れたから学びなおしたい」
- 「グローバル社会でも通用する教養を身につけたい」
- 「世界史は全くわからないけど、政治や世界情勢を理解する上で歴史を学びたい」
そんな人に是非最初に読んで頂きたい1冊です。 あなたの歴史に対しての興味のきっかけになれば嬉しいです。
※本書は「30分でわかる」シリーズの第1弾です。