ブランディング出版とは

電子書籍を通じて、
著者のブランディングや
売上・集客力を向上させることができます。

私たちの身近にある「書籍」は、それぞれ誰かの手によって生み出されて出版されています。小説家や実業家はもちろん、最近ではYouTuberやインフルエンサーの方の書籍も見かけることが増えました。ではそもそも、「本を出版するにはどのような方法があるか」ご存知でしょうか?出版方法には、大きく3つの手段があります。

ブランディング出版とは

1つ目は「商業出版」です。

商業出版は小説家や有名人と編集者が手を組み、本の出版を行います。出版社側が「今回のテーマは○○で、芸能人の○○さんにお願いしよう」といった企画を決めて、著者側にオファーを行います。いくら素敵な文章を書ける人でも、出版社からオファーがこなければ出版することはできません。一般人に急にオファーが来ることはないため、商業出版できる人は限られてしまいます。商業出版をするには、賞を受賞したり、知名度を上げる努力が必要です。また、あくまで出版社のビジネスとして出版されるため、編集者の意見を取り入れる必要もあり、著者の意向を優先することが難しい側面もあります。出版日や部数なども、社内の会議ですべて決まるため、著者側の自由度は低くなります。

2つ目は費用を自分で負担する「自費出版」という出版方法です。

自費出版は、書籍内容はもちろん、部数やデザインなど、トータルを個人で設定できる自由度の高さが魅力です。小説やエッセイに限らず、詩集や絵本などの出版も行うことができます。低予算で少数から出版が可能ですが、販売できる場所が限られるため、多くの人に読んでもらいたいという場合には物足りなさがあるでしょう。個人間のプレゼントやサークル本などの販売に向いている出版方法になります。

そして、その2つの良い点をかけ合わせた方法が
「ブランディング出版」です。

ブランディング出版は、プロの力を借りながら自費出版を行う、というイメージの出版方法です。出版費用は個人や企業が負担し、書籍制作はプロの助言を受けながら進めていきます。自費出版と同じように、内容やデザインを自由に決めることができます。また、プロの編集者やデザイナーのアドバイスを受けられることで、クオリティも高まります。商業出版のように編集側に従う必要もなく、出版目的に応じてプロの力を借りられるため、より多くの人に書籍を届けることも見込めます。

そして、ブランディング出版の最も大きな特徴は「企業のブランディング」のために、出版マーケティングを行うという点です。昨今、YoutubeなどのSNS市場が活性化したことにより、企業がSNS発信に力を入れることが増えました。それと同様に、電子書籍を通じて、企業のブランディング、マーケティングを行い、売り上げや集客を向上させることも可能です。ブランディング出版は、書籍の企画から制作、出版、プロモーションまでの一貫して請け負い、企業と手を組み、業績向上や課題解決の手助けをします。